なでしこ表彰ラッシュ！川澄は五輪予選ゴール宣言

東京都栄誉賞などを授与された、サッカー女子日本代表の（左から）岩渕真奈、丸山桂里奈、沢穂希、岩清水梓の４選手。中央は石原知事

　サッカー女子Ｗ杯で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーのうち、ゆかりのある選手１２人を東京都、神奈川県、横浜市、千葉県が１７日、それぞれ表彰した。

　東京都は、府中市出身でキャプテンを務めた沢穂希や岩清水梓ら４人に都栄誉賞などを授与。神奈川県は大野忍ら、横浜市は川澄奈穂美ら、千葉県は宮間あやを表彰した。

　都庁の表彰式で沢は「ロンドン五輪でも金メダルを取れるように頑張りたい」と語った。

　神奈川県庁での贈呈式で黒岩祐治知事は「大震災で日本中が沈み込んでいる中、頑張ればできると示してくれた」とたたえた。大野は「この結果に満足せずにオリンピックでもいい結果を出せるよう頑張りたい」とあいさつ。他の選手も五輪への意気込みを語った。

　横浜市役所では川澄が「オリンピックの予選で、まず１点取りたい」と目標を語った。

　なでしこジャパンには国民栄誉賞授与が決まっており、１８日に首相官邸で表彰式が行われる。