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パドバの裏にザック監督…強化部長に推薦“まずは2部で修業を”

[ 2011年5月5日 09:29 ]

 セリエBパドバが獲得に動いていることが判明したG大阪のU―22日本代表MF宇佐美貴史(18)。パドバの強化部長と日本代表のザッケローニ監督は親友の間柄で、同監督がパドバに宇佐美を推薦したという。

 ザッケローニ監督は14年W杯ブラジル大会で主軸になる素材として、宇佐美に大きな期待をかけている。その天才MFを成長させるため、ザッケローニ監督は他国のリーグよりもDFが強く、攻撃の選手にとって最もタフなリーグと言われるイタリアでのプレーを強く望んでいるという。ただ、いきなりセリエAの強豪でプレーした場合、出場機会が得られるかどうか分からない。また、セリエA下位チームではカウンター主体の戦術で宇佐美の持ち味が生きない。

 まずはセリエBで経験を積ませる方が得策だ。そうしたザッケローニ監督の考えもあり、パドバ側は、セリエAのクラブと共同保有で獲得した上で、1年目はセリエBでプレーさせ、2年目にセリエAのチームに移籍させるプランを練っているという。

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2011年5月5日のニュース