宇佐美にまた海外熱視線!セリエBパドバが獲得狙う

[ 2011年5月5日 06:00 ]

<メルボルンV・G大阪>ボールをキープする宇佐美。セリエB・パドバが獲得に乗り出したことが分かった

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)の推薦を受けて、イタリア2部(セリエB)のパドバがG大阪のU―22日本代表MF宇佐美貴史(18)の獲得に動いていることが4日、分かった。セリエAのクラブと共同保有した上でプレーさせる方針という。ザッケローニ監督には、守備が厳しいセリエBで経験を積ませて天才MFの成長を促す狙いがある。なおG大阪は同日、ACL1次リーグのアウェー・メルボルンV戦に1―1で引き分けた。

 将来の日本サッカー界を背負う逸材に、意外なクラブが目を付けた。パドバの地元テレビが、セリエBのパドバが来季に向け、宇佐美の獲得に乗り出したと報じた。

 関係者によると、この動きの裏にはザッケローニ監督の意向が大きく働いているという。パドバのリノ・フォスキ強化部長(64)とザッケローニ監督はともにチェゼーナ出身で親友の間柄。長友(インテル・ミラノ)の活躍によりイタリア国内では日本人選手の評価が急上昇しており、フォスキ氏が日本人獲得についての助言を求めたところ、ザッケローニ監督は宇佐美の獲得を強く推したというのだ。

 ザッケローニ監督は、高い技術と得点力を持つ宇佐美を高く評価している。イタリアの関係者に「3月に18歳の凄い選手を呼ぶ」と断言し、東日本大震災の影響で中止になった3月の親善試合でも招集を検討。U―22日本代表と日程が重複しない同25日のモンテネグロ戦で初招集することを決めていた。6月7日のキリン杯チェコ戦で初招集する可能性も浮上。14年W杯ブラジル大会で主軸になる素材として大きな期待をかけている。

 宇佐美には、バイエルン・ミュンヘンが今年1月に練習参加のオファーを出すなど獲得の動きを見せているほか、チェルシーやアーセナルといったビッグクラブも熱視線を送っている。その動向からますます目が離せなくなってきた。

 ▽パドバ イタリア北部ベネト州パドバが本拠地。クラブ創設は1910年。1部リーグに在籍したのは過去50年で61~62年、94~95年、95~96年のわずか3シーズン。現在はセリエB。主なタイトルは47~48年のセリエB優勝。ホームのエウガネオは3万2420人収容。チームカラーは白と赤。ユベントスの元イタリア代表FWデルピエロが91~93年に在籍した。

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