遠かった頂点…内田　完敗にサバサバ「もうちょっと頑張ろうかな」

＜マンチェスターＵ・シャルケ＞ナニ（右）と競り合うシャルケの内田
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欧州ＣＬ準決勝第２戦 シャルケ１―４マンチェスターＵ

（5月4日 マンチェスター）
　欧州ＣＬ準決勝で敗退したシャルケの日本代表ＤＦ内田篤人はすっきりとした表情で大会を振り返った。

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　―準決勝を終えて。

　「勝ちたかった。準決勝に来て良かった、と思うのは周りの人だけでいい。選手としては勝ちたかった」

　―２戦合計は１―６の完敗。

　「そのままの実力。（相手は）中を固めていたし、カウンターも上手。ボールを取ってからが速かった。いいチームだった」

　―通用したところとしなかったところは。

　「言わない。僕は自分の中にためるタイプなので」

　―欧州ＣＬの戦い全体を振り返って。

　「ここ半年ぐらい、朝起きてからずっとこの大会を意識しながら生活できたのはかなり楽しかった。濃かった。あっという間だった。自信があったわけではないが、このチームと自分に期待はしていた」

　―試合を重ねるごとにだんだん欲が出てきたように見える。

　「ベスト４まで来た。でも（頂点は）つかめそうでつかめない。だいぶ遠いけど、もうちょっと頑張ろうかな」（共同）