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小笠原 故郷・盛岡でサッカー大会を開催

[ 2011年5月5日 06:00 ]

岩手県沿岸部で被災したサッカー少年に自身のサイン入り下敷きをプレゼントする小笠原

 鹿島のMF小笠原満男(32)が4日、故郷の岩手県盛岡市で小学生を対象としたサッカー大会を開催した。ユニセフなどの協賛を受け、東日本大震災で深刻な被害を受けた沿岸地域を中心に12チーム、200人を招待した。2トントラックで衣類や歯ブラシなど段ボール110箱分の支援物資を持ち込み配布。契約するKappa社などの協力を得て約250足のスパイクなどサッカー用品もプレゼントした。

 支援の効率化を図るため、各チームの指導者にアンケートを実施。津波被害でサッカーゴールが不足していることから、今後はJリーグや日本協会にゴールの提供を呼び掛け被災地に送ることも検討している。ピッチでは小学生GK30人、壁70人から直接FKを決めるなど美技も披露。「一生懸命にプレーする子供たちの顔が見られて良かった。今の厳しい状況を乗り越えれば、たくましい凄い選手になると思う。この中から将来のJリーガーが出てきてくれたら」と願っていた。

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2011年5月5日のニュース