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ルーニーもギグスも温存 マンU控え組で圧倒「余裕あった」

[ 2011年5月5日 15:27 ]

<マンチェスターU・シャルケ>前半、先制ゴールを決めたバレンシア。左はがっくりと座り込むシャルケのGKノイアー

欧州CL準決勝第2戦 マンチェスターU4―1シャルケ

(5月4日 マンチェスター)
 エースのルーニーはスタンドでファーディナンドとともに試合を見つめ、好調のギグス、エルナンデスは最後までベンチ。8日の国内リーグの天王山チェルシー戦へ主力を温存しながら、シャルケに完勝したマンチェスターUのファーガソン監督は「アウェーの第1戦で2点リードしたから余裕があった」とご満悦だった。

 “控え組”でも組織的な守備と速攻の切れ味は変わらない。前半26分、相手のパスミスを突くと素早く右サイドへ展開し、バレンシアが先制ゴール。5分後にはスローインからワンタッチでボールをつなぎ、ギブソンが強烈なシュートを叩き込んだ。後半にはアンデルソンが5分で2ゴール。好セーブを連発したシャルケのGKノイアーも「勝つすべはなかった」と脱帽した。

 決勝ではバルセロナと激突。2シーズン前の雪辱を期すファーガソン監督は「彼らにどう対応するかの解決策を見つけるのがわれわれの仕事だ」と自信たっぷりだった。(共同)

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2011年5月5日のニュース