微妙な判定でドロー　横浜木村監督「台無し」

Ｊ１第８節 横浜１―１清水

（4月29日 日産ス）
　横浜は微妙な判定に泣き、ホーム開幕戦はドローに終わった。０―０の後半３５分、ＭＦ小椋が清水ＦＷ大前と自陣で接触。主審は一瞬ためらったがＰＫとなり、先制を許した。

　後半４１分にＭＦ中村の左クロスから最後はＭＦ兵藤が決めて追いついたが、ロスタイムに中村が放った約３０メートルの強烈ＦＫはバー直撃で逆転はならなかった。木村監督は「試合を台無しにしやがって」と主審の判定に怒り心頭で、抗議の末に警告をもらった小椋も「納得いかない」と憤った。後味の悪さだけが残った。