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モウリーニョ暴言で泥沼化 両クラブ互いを提訴

[ 2011年4月30日 06:00 ]

 バルセロナとレアル・マドリードによるクラシコが場外戦に発展した。

 27日の欧州CL準決勝第1戦でMFペペ退場と自身の退席の末に敗れたレアルのモウリーニョ監督が、バルセロナ寄りの判定があったなどと審判や相手を批判。UEFAは28日に不適切な発言があったとして5月6日の規律委員会への召喚を決め、バルサも同監督をUEFAに提訴する意向を固めた。対するレアル側も「誤審を誘う継続的な非スポーツマン行為(ダイブ)があった」と宿敵をUEFAに提訴した。

 スロー映像では退場と判定されたプレーでペペの足が相手選手に接触していなかったようにも見え、レアルは公式サイトで判定は不当と主張。モウリーニョ監督も29日の会見で「映像は言葉よりも価値がある」と訴えたが、敗戦後に過激な発言をしたことも事実だけに成り行きが注目される。

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2011年4月30日のニュース