仏協会　極秘人種差別？黒人、アラブ系３０％

　フランス協会の育成アカデミーで黒人とアラブ系の選手を全体の３０％に限定する人種別割り当て制度が極秘裏に採用されていると２８日に一部メディアが報じた。

　１２～１３歳以上を対象とし、ブラン代表監督や協会の技術委員長も承認しているという。ジュアノ・スポーツ大臣は「スポーツに差別があってはならない」とし、調査を約束。ブラン監督は以前からフランスで育成された二重国籍選手が最終的に他国の代表を選択することに懸念を示していたが、報道は完全否定しているという。