×

日本人欧州組 合同チャリティー計画

[ 2011年3月15日 06:00 ]

日本でのチャリティー試合を計画している松井大輔(左)と長谷部誠

 欧州でプレーする日本人選手が、東日本大震災の被災者のために動きだした。カターニアのFW森本は13日、サンプドリア戦に出場しなかったが、試合後に「ここから日本人として何かできることをやりたいと思う」とした上で、チャリティー活動などについて「海外の日本人(選手)と話している」と明かした。

 関係者によれば、リールセGK川島、ボルフスブルクMF長谷部、グルノーブルMF松井らが中心となり、欧州のリーグがオフとなる5月か6月に日本でのチャリティーマッチ開催を検討しているという。すでに日本プロサッカー選手会の海外支部(支部長・川島)として義援金による支援も行うことを決定している。

 日本代表で主将を務める長谷部は「海外にいる選手とかそういう区分じゃなく、選手会が一体になってやりたい。(日本)サッカー協会と選手会はもめているけど、そんなことを言っている場合じゃない」と話しており、欧州発で選手会、日本協会とも協力して、支援の輪を広げていきたい考えだ。

続きを表示

2011年3月15日のニュース