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小笠原 岩手の知人と連絡取れず…現状嘆く

[ 2011年3月15日 06:00 ]

練習後に被災地への思いを語るJ1鹿島の小笠原

 岩手県出身の鹿島MF小笠原が被災者の安否確認が進まない現状を嘆いた。

 実家は盛岡市だが、被害の大きかった大船渡市で高校3年間を過ごしており、多くの知人と連絡が取れていない。「すぐにでも現地に行きたいけど、救助活動の迷惑になる可能性もあるので軽率な行動はできない。テレビで避難所にいる人の顔を映すとか、なんとかしてほしい」と訴えた。また、仙台市出身の遠藤は宮城野区にある実家近くまで津波が押し寄せ、祖母と連絡が取れていないことを明かした。チームは14日に3日ぶりに練習を再開。鹿嶋市内のクラブハウスが断水中でシャワーなどが使用できないため、地下水を使用している近隣の施設を借りてランニング中心の約1時間半のメニューを消化した。

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2011年3月15日のニュース