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ザッケローニ新監督が始動 FC東京―清水を視察

[ 2010年9月1日 21:39 ]

 サッカー日本代表のザッケローニ新監督が1日、東京・味の素スタジアムで行われたJリーグのヤマザキ・ナビスコカップ準々決勝第1戦、FC東京―清水を視察した。8月30日の就任決定後、初めてJリーグの現場を訪れた同監督は「やっとJリーグの試合を生で見られてうれしい。暑い中、選手はよく走っていた」と感想を口にした。

 白いシャツにジーンズというラフな格好。日本協会の原博実強化担当技術委員長や代表コーチに就任予定の関塚隆氏(J1川崎前監督)らと一緒に、スタンドの一室から清水のFW岡崎慎司ら代表選手のプレーを真剣な表情で見守った。選手個々については言及しなかったが、「若くて、興味深い選手もいた。自分の選択にミスがないように、できるだけ多くの試合を見て情報を集めたい」と話した。
 ザッケローニ監督は就労ビザの取得が間に合わず、2日からの代表合宿は視察にとどめ、4日のパラグアイ戦や7日のグアテマラ戦はスタンド観戦する。合宿や試合は原委員長が監督代行として指揮を執る。

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2010年9月1日のニュース