×

新潟 清水に4発快勝!日韓の代表が攻撃けん引

[ 2010年8月17日 21:35 ]

前半、FKで先制点を決め、黒崎監督から祝福される新潟・マルシオリシャルデス(10)

 【新潟4-1清水】ホームに集まった3万人を超える観衆に、新潟が今季最多の4ゴールで会心の勝利を届けた。

 立役者は、日韓それぞれの代表で貴重な経験を積んだ2人だった。1―0の前半42分、左MFのチョ・ヨンチョルが相手のクリアミスを奪い、角度のない位置から左足で鋭いシュートを突き刺した。

 11日の国際親善試合で、韓国代表デビューを果たした21歳は「すごくいい経験ができた」と流ちょうな日本語で話す。後半ロスタイムには自ら得たPKを冷静に決めた。
 日本代表の矢野も後半4分、ゴール前への縦パスを右足でけり込んだ。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会前はリーグ戦12試合で無得点だったが、帰国後はこれで3点目。「シュート練習みたいな優しいパスだった。狙ったところにけれたし、非常にいいゴール」と自賛した。

 マルシオリシャルデスを含めた3人でチーム総得点の28点中、半分以上の19点をマーク。チョ・ヨンチョルは韓国代表の英雄、朴智星(マンチェスター・ユナイテッド)から「早く欧州へ行った方がいいよ」という助言も受けたそうだが、「まずは新潟で活躍したい。これからも取り続けるのが大事」と力強く言い切った。

続きを表示

2010年8月17日のニュース