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もう少し時間が…フェルナンデス氏との交渉難航

[ 2010年8月17日 06:00 ]

 日本サッカー協会の大仁邦彌副会長(65)は16日、小倉純二会長(72)、Jリーグチェアマンの大東和美副会長(61)らに日本代表新監督への就任を要請している元ポルト監督のビクトル・フェルナンデス氏(49)との交渉状況を報告した。

 15日夜に原博実強化担当・技術委員長から「遅れて申し訳ない」との連絡を受けた同副会長は「もう少し時間がかかる」と説明。交渉が難航していることを認めた上で、人選や交渉に対する見通しの甘さについて「そう思われても仕方ない。ここまで延びるのは予想外だった」と厳しい表情で話した。
 9月4日のパラグアイ戦については「まだ間に合うと思っている」としているが、フェルナンデス氏との最終交渉が決裂した場合には、新監督候補を協会内で以前から評価の高かった鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(59)に切り替える可能性が高い。また、時間的に余裕のないパラグアイ戦に代行監督で臨むかどうかについては、日本代表メンバーを発表する予定の今月25日前後をめどに判断することになる。

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2010年8月17日のニュース