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V争い本命はバイエルン 内田、香川はまず定位置奪取を

[ 2010年8月17日 16:11 ]

 ドイツ1部リーグは20日に開幕する。2連覇を狙うバイエルン・ミュンヘンが戦力的に最も充実しており、優勝候補の筆頭に挙げられる。DF内田篤人が加入したシャルケや、MF香川真司が加わったドルトムント、MF長谷部誠がプレーするボルフスブルクも上位争いに加わりそうで、日本勢のプレーにも注目が集まる。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグでも決勝に進んだBミュンヘンだが、不安材料がないわけではない。大黒柱のロッベンが故障のため、開幕から長期離脱が濃厚。リベリ、シュバインシュタイガーら10人以上の主力がワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場し、チーム全体としての調整が遅れた。連覇に向けては、リーグ序盤の戦いが鍵となりそう。

 シャルケは補強した元スペイン代表のベテランFWラウルが活躍できるか。地力のあるブレーメンはバルセロナ(スペイン)への移籍話が浮上しているエジルの出来がチーム浮沈のポイント。レーバークーゼンは9季ぶりに復帰したMFバラックがどんなプレーを見せてくれるか。

 日本の3選手はまずレギュラー争いを勝ち抜くことが求められる。今季から初挑戦する香川、内田の若手2人はともに開幕前、順調な調整を続けている。新天地での活躍も期待できそうだ。(共同)

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2010年8月17日のニュース