×

南アW杯チケット販売で暴動騒ぎ

[ 2010年4月17日 06:00 ]

 W杯南アフリカ大会の入場券の国内販売で混乱が起こった。

 最終第5次販売初日となった15日、南アフリカでは開催都市に設けられた窓口での現金販売がスタート。チケットを求めてファンが殺到したところにシステム障害で券売が大幅に遅れたため、暴動騒ぎが起きたプレトリアでは警察が催涙スプレーで鎮圧する事態となった。またケープタウンでは、64歳男性が並んでいる最中に心臓発作で死亡した。
 国際サッカー連盟(FIFA)は15日に8時間で約5万3000枚が売れたと発表。これまで全64試合中、決勝などを含む23試合は完売していたが、一般向けの約50万枚が売れ残っていた。地元での売り上げも伸び悩んでいたため、FIFAはインターネットや煩雑な手続きを要する銀行での販売の他にスーパーなどの窓口で現金販売を実施したが、これが混乱を招く結果となった。

続きを表示

2010年4月17日のニュース