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名古屋 闘莉王が頭で合わせるも逃げ切れず

[ 2010年4月17日 16:27 ]

 【名古屋1―1新潟】試合終了目前の後半44分。同点ゴールを決められ、つかみかけていた勝ち点3が逃げた。名古屋のストイコビッチ監督は「わたしたちのペースで試合ができた。いい試合だった」と話したが、開幕から白星のない新潟相手に、攻撃陣が再三のチャンスを生かし切れなかった。

 序盤から押し気味に試合を進め、金崎、小川がサイドからクロスを上げる。しかし、ボールは判断良く飛び出す新潟GK東口に捕られ、ペナルティーエリア内のケネディが機能しなかった。194センチの長身FWは計6本のシュートを放ったが、無得点に終わった。
 この試合を含め、直近のリーグ戦4試合で1失点と守備陣は健闘が光る。ただし、小川が「ケネディしか(攻め手が)ないと相手も思っている。もっと攻め方を増やさないと」と話すように、流れの中で得点を奪う形ができないと苦しくなる。
 「決定機の精度に少しだけ問題があった。次は改善されるだろう」と話す指揮官に悲観する様子はなかった。次は21日の広島戦。悲願の初優勝に向けて上昇ムードに乗るには、自慢の攻撃陣の奮起が欠かせない。

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2010年4月17日のニュース