仙台　ホームで１年ぶり黒星…ブーイングも

神戸に敗れ、雪の残るスタジアムを引き揚げる仙台イレブン

　【仙台０－１神戸】開幕から好スタートを切った仙台が今季初の零敗で２連敗。Ｊ２だった昨年４月１２日以来、１年以上も負けていなかったホームでの黒星に、手倉森監督は「凡戦をしてしまった」と頭を下げた。

　序盤から連係がちぐはぐで、攻撃を引っ張る梁勇基も負傷交代。最後までいいところがなく、気温６・３度の寒空に集まったサポーターからブーイングを浴びた。
　前節の清水戦に１―５で大敗した後、手倉森監督は「謙虚に戦わないといけない。自分たちはまだそういう立場だと痛感した」と言う。Ｊ１昇格組としての「チャレンジャー精神」を取り戻すことに重点を置いたが、この日の結果にはつながらなかった。
　仙台一筋で１５年目の千葉は「うちは負けをどれだけ成長に変えられるかが一番大事」と次を見据えていた。