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清水 7戦連続で負けなしも…痛恨のドロー

[ 2010年4月17日 18:05 ]

後半、G大阪ゴール前で競り合う清水・岡崎(中央)と明神

 【清水1-1G大阪】試合終了と同時に小野は天を仰いだ。清水にとっては負けなかったのではなく、勝ちきれずにドロー。リーグ戦では開幕から7戦連続、ナビスコ杯と合わせれば9戦連続で負けなしとなったが、勝ち点を1しか上積みできなかったのは痛恨だ。

 ボールは回りながら、ゴールが遠かった。長谷川監督は「前半はガンバの術中にはまった。いいようにあしらわれた」。カウンターを恐れるあまりに、守備的な相手を崩しきれなかった。前半40分にPKから失点したのは、いかにもお粗末だった。

 エンジンがかかったのは、ハーフタイムの指揮官の叱咤から。「ひっくり返す力がないと、優勝なんてできない」。全員がリスクを負ってプレーするようになり、猛反撃で岡崎の同点ゴールにつなげた。

 追い付いてからも幾度となく決定機をつくったが、勝ち越し点は奪えなかった。右ひざを痛めながら、精力的なプレーをみせた岡崎は「勝つためのゴールがほしかった。決めたことより、外したことを考えたい」と喜びはなかった。

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2010年4月17日のニュース