中田決勝ヘッド！鹿島アジア制覇へ白星発進

＜鹿島・長春亜泰＞前半、ＦＫを頭で合わせ、先制のゴールを決める鹿島・中田（中央）

　アジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は２３日に開幕。１次リーグＦ組の鹿島はホームのカシマスタジアムで、中国スーパーリーグ２位の長春亜泰を１―０で下し、今季初戦を白星で飾った。

　日本代表ＭＦ小笠原が出場停止、４日に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けたＭＦ本山も欠場と、中盤の大黒柱２人を欠いて迎えた開幕戦。小笠原の代わりにキャプテンマークを巻いたＭＦ中田が殊勲のゴールを決めた。前半４２分、右サイドでＦＫを獲得すると、ＭＦ野沢のクロスをヘッドでゴールに叩き込み先制。後半は攻め込まれる場面もあったがＧＫ曽ケ端の好セーブとＤＦ岩政、李正秀のセンターバックコンビで長春亜泰を完封した

　▼鹿島・オリベイラ監督の話　シーズンにうまく入っていけたのは喜ばしい。欲を言えば、チャンスはあったし、もっと点を取るべきだった。。

　▼長春・沈祥福監督の話　前半、守備的になりすぎて試合を支配された。後半は相手の特徴を消して、いい試合ができたと思う。