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閣僚発言に反発…北朝鮮女子代表が辞退

[ 2010年1月13日 06:00 ]

 東アジアサッカー連盟は12日、東アジア女子選手権(2月、東京)に出場予定だった北朝鮮女子代表が参加を辞退し、台湾が代替出場すると発表した。

 北朝鮮協会は、拉致問題などを巡って中井国家公安委員長が北朝鮮代表へのビザ発給に難色を示す発言をしたことに反発。昨年末に「歓迎されていない」と辞退を連絡してきた。主管の日本協会が政府にビザ発給を確認して再度参加を促したが、7日に「決定は変わらない」と回答してきた。W杯招致活動への影響が懸念されるが、同連盟の小倉会長(日本協会副会長)は「結果的に政府はビザを出すと決断した。問題はない」と否定。規定に基づき北朝鮮協会には8000ドル(約74万円)の罰金が科される。

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2010年1月13日のニュース