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岡田監督 W杯4強の根拠は「武士道」だった

[ 2009年12月18日 06:00 ]

米ラジオ局記者(右)の質問を真剣な表情で聞く岡田武史監督(左)

 日本代表の岡田武史監督(53)が17日、東京・有楽町の日本外国特派員協会の昼食会に98年以来2度目の招待を受け、会見で来年6月のW杯南アフリカ大会での目標を「ベスト4」とする根拠を説明した。

 まずフィジカルに関しては「パワーはかなわないけど、持久力では勝てる」と運動量でカバーできると断言。テクニックについても「民族として劣っているわけではない。日本人はボールを触っている時間が少ない」と練習量を増やすことで対抗できるとの見解を示した。また、メンタル面でも「武士道という強いものを持っている。闘争本能にスイッチが入っていないだけ」と強調した。

 「個をレベルアップして組織での戦いもレベルアップすれば、(ベスト4は)十分に可能」と自信を見せる一方で、最後は「成功すれば日本人の自信を刺激できるかもしれない。失敗すれば、もっと不景気になるかも」と笑いを誘っていた。

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2009年12月18日のニュース