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アンリが神の手?仏“疑惑のゴール”でW杯切符

[ 2009年11月19日 08:12 ]

<フランス・アイルランド>延長前半13分、決勝ゴールを決めて喜ぶフランスDFギャラス(右から2人目)。アイルランドMFダフ(右)らはFWアンリ(左)のファウルを主張するが…

 W杯南アフリカ大会の欧州予選は18日、ホームアンドアウェー方式のプレーオフ第2戦が各地で行われ、前回ドイツ大会準優勝のフランスがアイルランドとの延長戦を制して、2戦合計2―1で4大会連続13回目のW杯出場を決めた。

 第1戦を1―0で制したフランスだが、この日はアイルランドの猛攻に苦戦。前半32分にFWキーンにゴールを許して2戦合計1―1に追いつかれた。W杯切符の行方は延長戦へともつれこんだが、延長前半13分、ゴール前の混戦から仏DFギャラスが決勝ゴール。しかし、この前のプレーでFWアンリの左手にボールが当たっており、フランスは“疑惑のゴール”で本大会出場を決めた形となった。

 前回大会4位のポルトガルはエースのMFクリスティアーノ・ロナウドを負傷で欠いたが、敵地でボスニア・ヘルツェゴビナに1―0で勝利。2戦合計2―0で3大会連続5回目の本大会出場を果たした。第1戦スコアレスドローのギリシャはアウェーでウクライナに1―0で競り勝ち、4大会ぶり2度目の出場。第1戦を1―2で落としたスロベニアだったが、ホームでロシアに1―0で勝利。2戦合計2―2となったが、アウェーゴール数で上回って2大会ぶり2度目のW杯切符を獲得した。

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2009年11月19日のニュース