因縁試合制した！アルジェリアがＷ杯切符獲得

試合中、エキサイトするアルジェリアとエジプトの選手たち

　Ｗ杯アフリカ最終予選Ｃ組は１８日、全日程を終え得失点など全成績で並んだアルジェリアとエジプトによる一発勝負の決定戦をに中立地のスーダンで行い、アルジェリアが１－０で勝って６大会ぶり３度目の出場を決めた。

　アルジェリアは前半４０分にアンター・ヤヒア（２７＝ボーフム）が値千金のゴールを決め、その１点を守りきった。

　９０年のイタリア大会最終予選での対戦時にはアルジェリアが敗れて出場権を逃し、両チームの選手やファンが衝突。１４日にエジプトで行われた最終戦でも、現地入りしたアルジェリアの移動バスが投石被害に遭い選手４人が負傷する“因縁試合”。スーダンは１万５０００人の警備隊の動員を急きょ決定するなど、緊迫した中での試合だったが、アルジェリアがＷ杯切符をもぎ取った。