×

J選抜昨年の雪辱なるか?気迫の初練習

[ 2009年8月6日 19:11 ]

 サッカーの日韓プロリーグ選抜が対戦するオールスター戦、JOMOカップ(8日・仁川=韓国)に出場するJリーグ選抜が6日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムに集合し、メンバー18人全員が初練習を行った。戦術練習や紅白戦で主力チームは4―4―2の布陣。MFには遠藤、明神(ともにG大阪)小笠原(鹿島)中村(川崎)が入り、2トップはマルキーニョス(鹿島)とジュニーニョ(川崎)が組んだ。激しく体をぶつけ合う気迫のこもった内容で、指揮を執る鹿島のオリベイラ監督は厳しく指示を出し続けた。JOMOカップは昨年から日韓対決となり、東京で行われた前回はJリーグ選抜が1―3で敗れた。チームは7日に韓国入りする。

 サッカーの日韓プロリーグ選抜の対戦形式となって2年目となるJOMOカップは、代表戦とはひと味違った両国のぶつかり合いが見どころだ。Jリーグ選抜は、敗れた前回の雪辱を果たすことができるか。
 昨年はKリーグ選抜に完敗した。J選抜は中盤のパス回しで持ち味を出しながらも決定力不足に泣いた。今年のFWはマルキーニョス(鹿島)とジュニーニョ(川崎)の過去のJ1得点王と、日本代表の大久保(神戸)の3人。遠藤(G大阪)小笠原(鹿島)中村(川崎)ら好選手のそろうMF陣の組み立てを生かし、ゴールを奪いたい。
 DF闘莉王、MF山田直(ともに浦和)がけがのためメンバーを外れ、代わってDF槙野(広島)MF谷口(川崎)が選ばれた。昨年はK選抜で出場した李正秀(京都)は、今年はJ選抜の一員として勝利を目指す。川崎、名古屋などアジア・チャンピオンズリーグで準々決勝に勝ち残ったクラブ所属の選手は日韓合わせて9人。アジアトップレベルの攻防が期待できる。
 J選抜はオリベイラ監督(鹿島)、K選抜も車範根監督(水原)が2年連続で指揮を執る。K選抜は昨年のJOMO杯で最優秀選手となったMF崔成国(光州)やMF金正友(城南)GK李雲在(水原)ら実力者が顔をそろえる。

続きを表示

2009年8月6日のニュース