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トホホ…岡田監督“災難”ぎっくり腰

[ 2008年11月15日 06:00 ]

日本代表の練習中に腰を痛めトレーナーにマッサージしてもらう岡田武史監督(右)

 楢崎、中沢に続いて今度は岡ちゃんが負傷?シリア戦から一夜明けた14日、日本代表は神戸市内でクールダウンで調整したが、岡田武史監督(52)がミニゲーム参加中に腰を痛めるアクシデントに見舞われた。シリア戦で出場時間の少なかった6選手が始めたミニゲームに合流した指揮官だったが、その10分後に突然、腰を押さえて離脱。ピッチに寝そべってトレーナーの“緊急治療”を受けた。地面にあったペットボトルを拾うこともできず、立っていることもつらい様子で、座って練習を見守るのが精いっぱい。練習後「大丈夫」と平静を装ったが、練習への取り組み方にも厳しい指揮官が座ること自体が異例のことだった。

 関係者によると「ギックリ腰のような感じ」だそうで、急性腰痛症(ギックリ腰)である可能性が高い。19日のカタール戦に向け、15日には約12時間のカタールへのフライトが待っているだけに、夜には本格的な治療も行った。代表監督という重責を背負っているうちに疲労が蓄積していたのかもしれない。
 だが自らの進退が懸かるカタール戦は迫っている。通常なら自主参加となる試合翌日の練習だが、この日指揮官は全員を招集。「きょうからはカタール戦の準備だ」と宣言し戦闘態勢に突入した。GK楢崎、DF中沢が離脱。MF中村、DF闘莉王、FW田中達らも故障を抱えるなど岡田ジャパンは満身創痍(い)の状態だが、日本の4大会連続W杯出場へ向け、指揮官も腰痛に苦しんでいる暇はなさそうだ。

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2008年11月15日のニュース