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闘莉王「プロ級」歌唱力で“歌手デビュー”

[ 2008年9月23日 06:00 ]

練習でじゃれあう闘莉王(右)と平川

 浦和のDF田中マルクス闘莉王(27)が“歌手デビュー”することが分かった。08年は日本人ブラジル移民100周年に当たり、それを記念したアルバム「TRIP IN BRAZIL」の発売が決定。ブラジル移民の象徴的存在でもある闘莉王が、自慢の美声で歌うオリジナル曲も収録された。現役JリーガーによるCD発売は異例中の異例だ。

 オリジナル曲のタイトルは「メウ・エスチーロ」。ポルトガル語でマイ・スタイルの意味で、闘莉王の大好きな言葉だ。祖母方の親せきには、プロの歌手もいる闘莉王は自他ともに認める音楽好き。歌唱力も音楽関係者が「プロ級」と絶賛したという。アルバムにはメウ・エスチーロのほか、闘莉王が選曲した母国の伝統音楽(14曲)が収録されている。

 24日はACL連覇を懸けてアルカディシア(クウェート)と準々決勝第2戦を戦う。右太腿痛を抱えながら前日の大宮戦にもフル出場。「悪化はしていない。あす練習して問題なければ(試合も)やる」と次戦も“マイ・スタイル”を貫く。悲願の連覇を目指し、ピッチ上で勝利のリズムを奏でることはできるか――。

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2008年9月23日のニュース