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左足重傷だった…三都主選手生命の危機

[ 2008年7月2日 06:00 ]

左大腿直筋腱断裂を再発させ全治6カ月と診断された浦和のMF三都主

 浦和のMF三都主アレサンドロ(30)が左大腿直筋腱断裂を再発させ、今季の復帰が絶望的となった。今季初出場となった6月28日柏戦で前半8分に違和感を訴え、同15分には途中交代した。30日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、全治6カ月と診断された。三都主は「出血がひどかった。同じケガを3回も4回もして本当に悔しい」と話した。

 患部には2カ所の腱断裂がみられ、ザルツブルク時代の昨年11月、今年3月の負傷と同じ部位。エンゲルス監督は「症状は前よりひどい。キャリアも危ない」と悲痛なコメントを残した。中村強化本部長によれば、既に三都主はチームドクターとブラジルの主治医に今後の対処を相談。浦和では完治に向けて、日本での手術、リハビリを勧める方針という。

 三都主は今季、ザルツブルクから単年契約で浦和に復帰。だが、利き足の故障再発で選手生命の危機にも立たされた。「この1年、1試合もできず終わってしまうかもしれない」。今季の出場はわずか15分。三都主は、ショックを隠しきれなかった。

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2008年7月2日のニュース