和田竜二師 騎手引退式 師匠の言葉を胸に「一鞍一鞍、大事に乗ってきた」

[ 2026年4月27日 05:23 ]

誘導馬となったディープボンドに騎乗し、記念撮影に納まる(左から)福永師、和田竜師、古川吉、常石さん
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 3月1日付で調教師となった和田竜二師(48)の騎手引退式が26日、京都競馬場の最終レース終了後、ウイナーズサークルで行われた。式に先立ち、この日のメイン・マイラーズCでは京都競馬場で誘導馬を務める元愛馬ディープボンドに騎乗。人馬がターフに姿を現すと、割れんばかりの拍手と歓声が湧き起こった。

 スーツ姿で登場した引退式では日本騎手クラブ会長の武豊、恩師である岩元市三元調教師らから花束が贈呈された。最後に胴上げで締めくくった和田竜師は30年の騎手生活を振り返り、感無量の面持ち。「私には師匠からいただいた大切な言葉がありました。“自分の心に曇りを感じることはするな”という言葉です。その言葉を胸に30年間、一鞍一鞍、大事に乗ってきました」とかみしめる。

 JRA通算1534勝を挙げ、記録にも記憶にも残る活躍。「時にはつらい思いもして自分を見失うこともありましたが今日ここで温かい声援をいただき、師匠の教えを守れた騎手人生だったと改めて感じることができました」と涙をこらえながら感謝の言葉を口にした。ジョッキー人生に区切りをつけ、調教師として競馬界を盛り上げていく。

 ▼武豊 長く一緒に乗って、勝ったり負けたりしましたね。本当にいいジョッキーでした。今後は調教師として騎手の経験を生かし、彼はファン思いなのでファンに喜ばれる馬を育ててほしい。

 ▼岩元市三・元調教師(師匠) ありがたいことです。昔は(引退式は)なかったからね。これからはものを言わない馬の面倒を見なければならない。大変だと思うが、頑張ってほしい。馬券に絡む馬を育ててほしいね(笑い)。

 ▼福永師(同期) 最後ケガはありましたが無事に騎手を全うできて良かったです。学校時代から約30年一緒にいましたが、これからも岩元先生の教えを守って誠実に向き合っていくと思います。一緒に競馬界を盛り上げていけるように切磋琢磨(せっさたくま)したい。お疲れさまでした。

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