【住之江ボート SG第38回グランプリ連載<14>】磯部誠 SG初Vが自信に

[ 2023年12月14日 10:00 ]

今年はSG初制覇をかなえ自信を持ってグランプリに挑む磯部誠
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 地元のボートレースとこなめの大型ビジョン横に池田浩二、平本真之とともに磯部も“愛知支部三大スター”として、まさに看板選手として取り上げられている。その期待に応えるかのように、今年は3人ともGP出場を決めた。中でも最上位の5位として2ndから挑む磯部には相当の期待がかかる。

 「GP初出場の昨年はあの場にいる自分に自信が持てなかったです。自分だけがSG初優出だったし、あそこにいるのは浮いているなと感じました。そういう意味では今年はSGを1つ獲れたことで、GPに出る他の選手に半歩近づけたのかなと思っています」

 何と言っても今年のGP出場を可能にし、大きく自信を付けることになったのが6月徳山グラチャンでのSGタイトル初奪取だ。これで名実ともにGP戦士としてチャレンジができる。

 「僕にすごい華麗な捲り差しや、スタートをぶち込むことを期待しないでください。1億100万円争奪戦で、がむしゃらに獲りに行く姿を見てほしいですね(笑い)」

 1円でも多く、貪欲に賞金稼ぎを狙う。いい意味でプロフェッショナルだ。その舞台となる住之江のイメージもいいという。

 「住之江はいいエンジンを引くことが多いので、そこまで乗りにくいこともないし、ヤバいと感じることも少ないですね」

 どうやら大きく稼げる要素は昨年よりもある。稼いだ額に見合った結果が頂点となれば言うことなしだ。

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