【多摩川ボート・G1ウェイキーカップ】山口剛が捲り差しV 広島カラーの赤枠で決めた

[ 2023年10月20日 18:26 ]

多摩川G1ウェイキーカップで優勝を果たし、笑顔の山口剛
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 【多摩川20日12R】ボートレース多摩川のG1「ウェイキーカップ開設69周年記念」は20日、12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山口剛(41=広島)が3コースから捲り差して1着。9月の桐生「赤城雷神杯」に続く今年2回目、通算では11回目のG1制覇を飾った。優勝賞金1100万円を手に入れ、今年の獲得賞金は6446万円。ランキングを24位から13位まで押し上げ、2年連続3回目のグランプリ出場をたぐり寄せた。

 1号艇の池田浩二(45=愛知)は2コーナーで差し返しを狙うも届かず2着。1コーナーで最内を差した6号艇・中田竜太(35=埼玉)が3着に入り、3連単<3><1><6>は1万7300円(32番人気)だった。

 SG10冠の池田、22年賞金王の白井英治(47=山口)。猛者2人の間を鮮やかに割った山口は「捲り差しは決め打ち。正直よほどのことがない限り勝てないと思っていたが体が動いてくれた。2着獲りを考えると差さらないので6着を覚悟して行った」と振り返った。

 次走は24~29日に愛知県のボートレース蒲郡で開催されるSGダービー。「最高の形で乗り込める。甘いところではないがSG、G1は全てをぶつけられる舞台。行けるところまで行きたい」。グランプリ(12月19~24日、住之江)の出場圏内に入っても貪欲にランクアップを狙う。

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