【北九州記念】出来戻った49キロアネゴハダ逆転期す

[ 2022年8月19日 05:20 ]

 【東西ドキュメント・栗東=18日】落雷の恐怖。この日の朝、新谷が寮を出た直後に稲光とともにドカーンと鳴り響いた。ひるんで、しばらく動けず。ビビりながら調教スタンドに向かった。先週末は小倉に出張。Aコースで行われた芝は先行馬が幅を利かせていた。今週はBコース替わり。傾向を見極め、北九州記念の予想を組み立てたい。ただ、基本は重量が軽い3歳牝馬が有利との見立て。アネゴハダの取材で佐々木厩舎に向かうと洗い場で蹄鉄を打ち替えている最中だった。佐々木師は「毛ヅヤがピカピカだろう。絶好調だった去年の小倉2歳S(3着)当時の出来に戻ってきた」と太鼓判を押す。

 前走・CBC賞は積極的に運んで3着。「最後に2着馬にかわされたけど勝ちに動いた分の差じゃないかな。前走と同じハンデ49キロは想定通り」と期待を寄せる。勝てば昨年のヨカヨカに続く3歳牝馬V。昨年の小倉2歳Sで先着されたナムラクレア、CBC賞の覇者テイエムスパーダと同世代の牝馬は手ごわいが逆転を期して小倉に乗り込む。

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2022年8月19日のニュース