SG「第68回ボートレースメモリアル」23日開幕 あと4日 ボートレース浜名湖

[ 2022年8月19日 05:00 ]

辻栄蔵(左)と山口剛
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◆好調オールラウンダー山口

 第47回(01年、多摩川)の市川哲也の完全優勝から21年。赤ヘル軍団広島支部は前本泰和と山口剛、施行者希望の辻栄蔵の3人体制で臨む。ただいま絶好調なのが山口。今年は戸田、宮島、とこなめとG1・3優出。6月とこなめ周年記念は、直前の地元SG(宮島オールスター)で優出を逃した悔しさを乗り越えて、通算9回目のG1優勝を王道で飾った。グランドチャンピオン(からつ)でも優出して、現在の獲得賞金ランキングは5位と10年以来2回目のグランプリ出場は射程圏。G1優勝歴のある、広い、広い浜名湖でオールラウンダーぶりを発揮する。

◆辻 因縁の水面で巻き返す

 山口と同じく当地のG1タイトルホルダー(07年ダイヤモンドカップ)である辻はSGでも2優出(04、06年グランドチャンピオン)と水面相性は出場選手の中で上位だ。好角度の差しを得意とし、コース不問で上位をにぎわせる。18年浜名湖クラシックでの整備不良でしばらくSG戦線から離れたが、昨年のチャレンジカップ(多摩川)で16年ぶりのSG復活V。大逆転で5年ぶりのグランプリ出場を果たした。今年の賞金ランクは34位でペースアップは急務。因縁の水面で“栄ちゃん”が舞う。

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2022年8月19日のニュース