【横津岳特別】“バテない”フィデル 函館から武豊と歩む菊への道

[ 2022年7月7日 05:15 ]

 【東西ドキュメント・函館=6日】今週は重賞がない函館。菱田は手持ち無沙汰を決め込んだが、1時間も立ったままでいれば足が棒になるのを実感した。やはり記者は歩いてナンボ。そう反省し、日曜10R・横津岳特別(芝2600メートル)に出走するフィデルの取材で友道厩舎に足を運んだ。

 友道厩舎&ハーツクライ産駒&武豊とあればダービー馬ドウデュースと合致。フィデルは春のクラシックに縁はなかったが、描く青写真はラスト1冠の菊花賞の舞台。ここで2勝クラスを突破したいところだ。

 追い切りはWコース単走馬なりで5F69秒0~1F12秒7。安田助手は「距離延長となるここが菊花賞へのいい指標になると思う。ドウデュースのように俊敏に動けないけど、こっちはエンジンがかかればバテないタイプ」とジャッジ。前走に続いて手綱を託される武豊は「(友道師からは)“菊花賞、空いているよね?”と言われた」と笑って明かし、「前走の内容ならここも…ね」と期待大の口ぶりだった。

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2022年7月7日のニュース