能力の違い見せつけたマラキナイア

[ 2022年6月14日 05:00 ]

 【新馬戦総括】先週は中京で1番人気の評判馬が順当V。土曜の芝1600メートル戦を勝ったマラキナイアは、好位3番手で終始手綱を促しながらの運び。直線の反応もひと息だったが、それでも2着に2馬身差とポテンシャルの違いを見せつけた。半兄ステイフーリッシュは今春の中東遠征で3000メートル以上の重賞を連勝。妹もレースぶりから、距離が延びてさらに良さが出そうだ。日曜の芝1200メートル戦を制したプロトポロスは、好位から危なげない運びで2着に3馬身半差。こちらも千二ではやや忙しい印象があり、マイル前後での活躍が期待される。

 一方、東京は波乱の連続。土曜の芝1400メートル戦は8番人気ロッソランパンテがV。掛かり気味の追走で気性面に課題を残したが、ゴール前で並んで抜かせない勝負根性が光った。

 函館で勝ち上がったニーナブランド、クリダームは共に好スタートを決めての押し切り。当地の新馬戦らしい勝ち方で函館2歳Sに出走してくれば有力候補の一角となる。

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2022年6月14日のニュース