【大村・G2モーターボート誕生祭】佐々木 G2初優勝、イン逃げ切り「気持ち良かった」

[ 2022年5月24日 04:55 ]

G2初出場初優勝をやってのけた佐々木
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 大村ボートのG2「第26回モーターボート誕生祭」は23日、12Rで優勝戦が行われた。レースは1枠の佐々木完太(25=山口)がインから逃げ切りG2初優勝を達成。4月の浜名湖で初優勝を飾ったばかりの若武者が、早くも2回目のV。来年の平和島SGクラシック(3月16~21日)の出場権をゲットした。

 佐々木にとって、決して簡単な優勝戦ではなかった。6枠北川が前付けへと動いたことで、インの佐々木は100メートル起こし。2コースの井口がコンマ02とトップスタートを放ったが、自信満々の足を完備していた佐々木が慌てることはない。1M先マイからライバルを突き放した。

 「足は節イチだと思っていた。先にしっかり回ることができれば絶対に差されないなと。1周1Mを回った後からは凄く気持ち良かった」

 優勝を後押ししてくれたのは39号機。前節の最終日から新ペラとなったが、底力は並大抵ではなかった。初めてのウイニングランではテンションが最高潮に達した。

 「浜名湖で優勝した時はウイニングランがなかったので、ずっとやりたいと思っていた。たくさんのお客さんが来てくれて凄くうれしかった」

 養成所リーグ勝率1位の逸材。佐々木が好センスの持ち主であることは間違いない。次はG1、SGタイトル奪取へ。期待は高まるばかりだ。

 《次走》優勝した佐々木完太は6月25日からの下関一般戦で山口裕二、松尾昂明、本多宏和らと優勝を争う。井口佳典、吉川元浩、前田将太は6月2日からのとこなめG1トコタンキング決定戦で瓜生正義、馬場貴也、平本真之、茅原悠紀、磯部誠ら強豪が参戦。中田竜太、北川潤二は29日からの住之江一般戦で山地正樹、石橋道友、田中和也らと激突する。

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2022年5月24日のニュース