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【日本ダービー】イクイノックス95点 距離適性あり、父キタサンブラック譲りの胴長

[ 2022年5月24日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

イクイノックス

 距離適性にこだわるならイクイノックスの馬体が断トツです。普通に立っていても伸びやかに映る胴長の体形、奇麗に抜けた首差し、スラリと長い脚…。5年前に引退した父キタサンブラックのステイヤー体形とダブって見えます。疲労が蓄積しづらい柔軟な筋肉、長距離にも対応できる余裕のある骨格のつくりも父譲り。肩の寝方は父よりも素晴らしい。肩甲骨のなだらかな傾斜が父よりも大きなストライドを可能にしているのです。父ほど極端に脚が長くないので一瞬の脚も使えます。

 ただし、キ甲(首と背中の間の膨らみ)は発展途上。皐月賞時からの成長が見られません。古馬になってからキ甲が盛り上がった父の晩成血統を受け継いでいるのでしょう。代わりに毛ヅヤは皐月賞よりもさらに良くなった。内面からにじみ出る黒い光沢。よほど体調がいいのでしょう。親の七光といいますが、全盛期のキタサンブラックの被毛のように光り輝いています。

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