【フローラS】吉岡厩舎 2頭そろってオークス切符なるか

[ 2022年4月20日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=19日】競馬記者になってオサムが真っ先に身につけたのは気持ちの切り替えの早さ。たとえ馬券でめちゃくちゃ負けても引きずらない。来週こそ!!の精神。競馬関係者も切り替えが早い。先週、皐月賞にジャスティンロックを送り出した吉岡師。7着に敗れた結果を冷静に受け止め、視線は既に次の戦いに向けられていた。

 今週はオークストライアル・フローラSに2頭を起用。ヴァンルーラーは前走・君子蘭賞を逃げ切った。「ためていい脚を使うイメージだったが、前走に関してはジョッキー(藤岡佑)の特性、センスを感じました」と指揮官は評価する。

 もう1頭のトゥーサンは新馬勝ちが鮮やかだったキタサンブラック産駒。2戦目で牡馬相手の重賞(京成杯12着)にぶつけたのは期待の表れ。「前走(ゆりかもめ賞10着)は距離が長すぎた。体調は前走よりいいから改めて。左回りの方がいい」と2F短縮で変わり身を示唆する。優先出走権があるのは2着まで。新進気鋭厩舎の2頭がそろって樫切符を手にするかも。

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2022年4月20日のニュース