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【AJC杯】4歳旋風に乗るオーソクレース!ラスト1F12秒4、久保田師も満足「集中して走れていた」

[ 2022年1月20日 05:30 ]

坂路を併せで追い切るオーソクレース(右)(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 日曜重賞「第63回AJC杯」(23日、中山)の追い切りが19日に美浦、栗東両トレセンで行われた。美浦では昨年の菊花賞2着以来となるオーソクレース(牡4=久保田)が坂路で集中力のある走りを披露。“最強世代”の4歳勢として22年初戦に挑む。

 年度代表馬エフフォーリア、シャフリヤール、シュネルマイスター。年長馬相手に結果を出し続ける明け4歳世代。その最強世代のホープフルS、菊花賞でG1・2着2回のオーソクレースも当然、中心にいる一頭。久保田師は「エフフォーリアをはじめ、粒ぞろいの中で、その一角を担えればと思ってやっている」とプライドをのぞかせる。

 最終リハは坂路。僚馬イルーシヴパンサー(4歳オープン)を2馬身追う形で駆け上がる。軽く促されると、首をグッと沈ませてラスト1Fでトップギアに。勢いのままに並びかけ、手応え優勢で4F53秒5~1F12秒4。軽快な動きに師は「順調。予定通り。相手も動く馬だったし、集中して走れていた」と納得の表情を浮かべた。

 菊花賞のWコース追いから坂路に切り替えたのには狙いがあった。2走前のセントライト記念。装鞍所から他馬を気にして注意力が散漫に。久保田師は「ひどいパドックだった」と苦笑いを浮かべた。この日は難しい気性にしっかりアプローチする1本。「コースで追うと、抜け出したあとにフワッとしてしまう。坂路なら気持ちが乗って集中できる」と指揮官。潜在能力をレースで発揮するため、精神面を整えた。

 強力4歳世代の中でも残す伸びしろは大きい。昨年は皐月賞の前に右トモ脛骨(けいこつ=すねの内側にある太い骨)の骨折が判明。春クラシックを棒に振ったのは母マリアライト同様だが、母は4歳秋にエリザベス女王杯を優勝。「競り合った時の走り方とか根性は(母に)そっくり」と語る久保田師。4歳での飛躍に期待は膨らむ。

 22年初戦。昨春に対戦がかなわなかったライバルたちとの再戦へ。ここで負けてはいられない。

 《昨年からエフフォーリア筆頭に大活躍の4歳牡馬》21年の年度代表馬エフフォーリアをはじめ、4歳牡馬の活躍が著しい。ダービーを制したシャフリヤールもジャパンCで20年の3冠馬コントレイルの3着に食い下がった。スプリンターズSでは、出走馬唯一の3歳馬だったピクシーナイトが古馬を一蹴。先週の日経新春杯でもヨーホーレイク、ステラヴェローチェの4歳牡馬ワンツーと年長馬相手に優勢と言っていいほどの実績を残している。

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2022年1月20日のニュース