21年度JRA賞年度代表馬はエフフォーリア!得票率で圧倒、オルフェーヴル以来10年ぶり3歳牡馬選出

[ 2022年1月12日 05:30 ]

2021年度JRA賞

昨年の天皇賞・秋を制したエフフォーリア(右)(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 2021年度JRA賞受賞馬選考委員会が11日、各賞を発表。年度代表馬に年間G1・3勝のエフフォーリアを選出した。記者投票総数296票中277票を獲得。得票率93.6%は前年度のアーモンドアイ(同83.4%)を上回る文句なしの受賞だ。牡馬の年度代表馬選出は17年キタサンブラック以来4年ぶり、3歳牡馬では11年オルフェーヴル以来10年ぶりとなった。

 現役最強エフフォーリアに新たな勲章が加わった。「年度代表馬」と今年度唯一の満票選出となった「最優秀3歳牡馬」のW受賞。3歳にして世代を超越した異次元の走りは21年の競馬界を代表するにふさわしい。“牝馬の時代”と称される現代競馬。3歳牡馬の年度代表馬選出は10年ぶりだ。

 一報を受けた相棒・横山武は「年度代表馬に選出されたことをうれしく思いますし身が引き締まる思いです。この馬とは、さまざまな経験をさせていただいており、エフフォーリアはもちろん、関係者の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです」。鹿戸師は「とても光栄。これまでは挑戦する立場だったが、これからは受けて立つ側になる。なお一層、気を引き締めて今年も頑張ります」と意気込んだ。

 無傷4連勝で皐月賞制覇。ダービーは約10センチ差で涙をのんだが、その悔しさを糧にした秋の躍進がすさまじかった。天皇賞・秋でコントレイル&グランアレグリアを撃破。「一緒に獲れるものは獲りたい」(横山武)と年度代表馬選出に熱意を燃やして臨んだ有馬記念は、ファン投票歴代最多26万742票の期待に応えて快勝した。3歳で天皇賞・秋と有馬記念を制したのは父の父シンボリクリスエス以来19年ぶり史上2頭目の偉業。3冠馬以外の3歳牡馬が年度代表馬に選ばれたのも、そのシンボリクリスエス以来となった。

 前2年は有終の美を飾った競走馬が手にした年度代表馬の称号。エフフォーリアの競走生活は半ば。ターフを駆ける姿をまだまだ見られる。この日、キャロットファームは22年の始動戦が大阪杯(4月3日、阪神)に決定したことを発表した。海外遠征は封印し、春は国内専念の方針。鞍上は「今後も年度代表馬に恥じないようなレースを共にできれば」と力を込める。「エフフォーリアとなら大丈夫」。絶対王者として、負けられない一年が始まる。

 ▼キャロットファーム秋田博章代表 この馬に関わり、支えてくださった全ての方に御礼申し上げます。常に全力で走る馬であるがゆえ、馬体にかかる負担も相当であったことが容易に推察できます。それだけに大きなケガをすることなく、一年を通して無事に走り抜けることができたことは何よりうれしく、素直に褒めてあげたいと思います。今年も全力で無事に走ってほしいと切に願っております。

 ◆エフフォーリア 父エピファネイア 母ケイティーズハート(母の父ハーツクライ)牡4歳 キャロットファーム 美浦・鹿戸 横山武 ノーザンファーム 5戦4勝 7億1934万7000円(皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念)

 ※プロフィルの見方 馬名、父、母(母の父)、現在の性齢、馬主、厩舎、受賞騎手、生産者、21年の成績、同獲得賞金(G1優勝レース)

続きを表示

この記事のフォト

「AJCC」特集記事

「東海S」特集記事

2022年1月12日のニュース