【浦和・スポニチ杯ゴールドカップ】ティーズダンク重賞4勝目!4角先頭押し切り

[ 2021年12月22日 05:30 ]

モジアナフレイバーの強襲を首差凌いで優勝したティーズダンク(右)
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 今年からS1に昇格したスポーツニッポン杯「第59回ゴールドカップ」が21日、浦和競馬場で行われた。2番人気ティーズダンクが4コーナー先頭から押し切って優勝、4つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

 「何とかしのぎ切ってくれ」。レース後、声をそろえて振り返ったのが手綱を握った和田と見守った水野師。2人の思いが後押しとなって、外から強襲したモジアナフレイバーの末脚を首差振り切り、ゴールに飛び込んだ。

 ジョーロノの逃げを4、5番手で流れに乗って追走。3コーナーから手応えに任せて追いだすと直線を向いたところでは先頭に。先に抜け出した分、しまいが甘くなったところを踏ん張ったのが成長の証だった。「展開が読めなかったのでスタートしてからポジションを決めるつもりだったがいいところが取れた。ゴール前は勝ったと思った。タイトルを獲れて良かった」と和田。今後は「ひと息(休養)入れてから次のレースを考える」(水野師)と未定だが、馬にとっては22年の飛躍へ弾みとなる大きな一戦だった。

 ◆ティーズダンク 父スマートファルコン 母ビフォーダーク(母の父キングカメハメハ)牡4歳 浦和・水野貴史厩舎 馬主・立山伸二氏 生産者・北海道日高町の原田牧場 戦績27戦8勝(南関東16戦5勝) 総獲得賞金1億4954万円。今年8月マイルGP(大井)以来となる重賞4勝目。

 ▼2着モジアナフレイバー(真島)少し忙しかったし道中ためるところがなかった。実力は見せたが…。

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2021年12月22日のニュース