横山武 初の年間100勝、武豊に次ぐ年少2位 22歳11カ月28日で達成

[ 2021年12月20日 05:30 ]

中山6Rをスコラーリで制し、自身初のJRA年間100勝を達成した横山武(左から3人目)。記念セレモニーで騎手仲間が祝福。(後列左から)菊沢、武藤、横山武、横山和、石川、横山琉、津村
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 横山武は19日の中山6Rをスコラーリで制し、自身初となる今年のJRA年間100勝を達成した。22歳11カ月28日での達成は武豊(19歳8カ月12日)に次ぐ史上2番目の年少記録。デビュー5年目での大台到達は、父・横山典弘の同10年目(95年130勝)を上回るハイペースでの記録達成となった。

 記念セレモニーで兄・和生らに祝福された横山武は「今年はG1を勝つことと年間100勝を最低目標としていたので、どちらも達成できて良かった。昨年94勝だったので今年は絶対に100勝したいと思って乗っていた」と笑顔。今年はエフフォーリアとタイトルホルダーでG1・3勝。「馬のおかげで勝てたところはありますが、G1を勝てて自信につながったし、少しずつ競馬も余裕を持てるようになった」。この勝利でJRA通算300勝にあと4勝。「ここまで来たら300勝も今年中に達成したい」と意気込んだ。

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2021年12月20日のニュース