【ジャパンC】シャフリヤール完璧!晴れて古馬撃破へ坂路ラスト12秒2 藤原英師「ここまで計画通り」

[ 2021年11月25日 05:30 ]

川田将雅が騎乗し、トーセンスカイ(右)と馬体を併せて坂路を駆け上がるシャフリヤール
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 豪華メンバーの「第41回ジャパンC」は4世代ダービー馬そろい踏みが話題のひとつ。その中で一番、若いのが今年のダービー馬シャフリヤールだ。3歳同士の菊花賞を見送り、古馬と初対戦のここに狙いを絞ってきた。追い切りは栗東坂路併せ馬で軽快な動き。古馬撃破を期す。

 派手なアクションはいらない。今年のダービー馬シャフリヤールの追い切りは毎日杯1着以来、コンビを組む川田を背に坂路でトーセンスカイ(5歳2勝クラス)と併せた。最初の1Fを14秒8で入り、リズム重視でスイスイ駆け上がっていく。軽快な脚さばきで13秒9、12秒9と徐々にペースを上げ、ゴール前は馬なりでひと伸び。ラスト1F12秒2で併入した。4F53秒8と目立つ時計ではないが、これは予定通り。川田は満足げに切り出した。

 「時計的にも指示通りでした。(春よりも)バランスが良くなり、まとまりが出て、いい走りをするようになりました」

 1番人気に支持された前走・神戸新聞杯は早朝から降り続けた雨の影響で芝のコンディションは不良。泥んこ馬場にてこずり、キャリア初となる馬券圏外の4着に沈んだ。藤原英師は「思っていた以上の悪天候で、これはシャフリには合わないと…。予想外の一戦でした」と振り返る。神戸新聞杯の勝ち馬ステラヴェローチェは続く菊花賞で4着、2着レッドジェネシスは13着、3着モンテディオは14着と本番でそろって惨敗。体力的にも精神的にも厳しい競馬になった。

 「さすがにレース後は疲れが出たのでケアに専念しました。菊花賞に参戦した馬と違って、しっかり休養を取ったことで体調は良くなったし、前走後からここまで計画通り。いい状態で出走できると思います」

 ディープインパクト産駒とあって持ち味は父譲りの切れ味。前々走・ダービーでサク裂させた上がり3F33秒4の末脚は光っていた。乾いた芝でこそ本領を発揮する。今週、天気予報は週末まで晴れマークが続く。「やっぱり瞬発力が武器ですから良馬場が合います。舞台は絶好だと思うし、挑戦者の気持ちで古馬に挑みたい」。ダービーで2着に負かした皐月賞馬エフフォーリアはひと足早く天皇賞・秋で古馬を撃破した。今年の3歳はハイレベル。世代の頂点に立った舞台で初対戦の古馬にぶつかっていく。 

 《3歳馬V過去7頭》過去10年のジャパンCを振り返ると3歳は外国馬を含めて【2・4・1・15】で勝利数こそ4歳と5歳(4勝ずつ)にリードされているが勝率9・1%、連対率27・3%、複勝率31・8%は全て世代別トップの数字だ。今年はシャフリヤール、ユーバーレーベンがエントリー。勝てば18年アーモンドアイ以来、3年ぶり8頭目の3歳Vとなる。

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