【浦和10R・浦和記念】タービランス絶好機

[ 2021年11月23日 05:30 ]

ダートグレード初Vを狙う地元馬タービランス
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 地元浦和の雄(7)タービランスにダートグレード初制覇の絶好機到来だ。これまでつかんだ重賞タイトルは16年クラシック羽田盃など7個。8歳になったが、うち3勝を昨秋以降に挙げている。川崎記念4着や、貫禄Vを決めた前走など今季【2・1・1・1】のレースぶりから衰えの心配は無用。JRA勢がいる交流重賞の流れの方が同馬には合っている。8戦連続騎乗となる笹川の手綱さばきにも期待したい。

 逆転候補は先行力ある中央4歳メイショウカズサ。成績にムラはあるが、道悪の前走でミューチャリー(後にJBCクラシック快勝)を退けるなど力上位は間違いない。昨年、当レースと東京大賞典で3着のウェスタールンドも有力。

 ▼メイショウカズサ(安達師)前走は強い勝ち方をしてくれた。もう喉の不安はないだろう。ただ、気分次第な面がある。阿蘇S(6着)も敗因が分からない。状態は変わりなく良さそう。

 ▼メイショウダジン(松永昌師)中間は順調にきている。地方で3着(船橋・日本テレビ盃)と、器用さがあるし、小回りも経験している。

 ▼ヴェルテックス(吉岡師)メンタルが強くなり、馬混みでも競馬ができるようになった。地方の馬場は合うと思うし、時計がかかった方がいい。

 ▼ウェスタールンド(佐々木師)前走は頑張ったが、あそこまで来たら勝ちたかった。今回はいつもよりいい状態で放牧から帰厩。状態は良さそうだが、小回りの浦和はコーナーがきついのがどうか。

 ▼タービランス(水野師)前走後の調整も順調にできた。このメンバーなら相手は絞られてくると思うし、それを目標にしながらレースはしやすいはず。8歳でも馬は若い。いい結果を出したい。

 ▼アメリカンフェイス(斎藤助手)元々能力が高いのは分かっていたが、ようやく体質や気性面が大人になってきた。不器用な馬ではなく、体調は最近の中では一番いい。重賞レベルの経験を積んでいければ。

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2021年11月23日のニュース