【福島5R】高田が復帰後初勝利「騎手って素晴らしい職業。改めていい仕事やらせてもらえてるなと」

[ 2021年11月14日 13:15 ]

<福島競馬5R>レースを制したジンゴイストと高田(撮影・郡司 修)
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 くも膜下出血で9月中旬から戦列を離れていた高田潤(41)が、復帰初戦となった福島競馬5Rのジンゴイスト(セン6=辻野、父ハーツクライ)で、直線追い込んで見事に勝利した。

 高田は「馬は初障害でしたが、木曜に馬と一緒に福島入りしてスクーリングした効果がありました。3~4角で仕掛けたら一気に反応してくれた」と喜んだ。同馬の母はラヴズオンリーミー。米G1・BCフィリー&メアターフを勝ったラヴズオンリーユーの兄だ。「10日間入院して、3週間は絶対安静に、と言われていた。きょうは(体力的に)しんどいのを覚悟していました。実際そうでしたけど、馬に助けてもらった。騎手って素晴らしい職業。改めていい仕事をやらせてもらえてるなと思いました」と笑顔を見せた。

 高田は9月20日の中山1Rをブラックムーンで勝利した後、頭に激痛が走り、そのまま病院に搬送され、くも膜下出血と診断された。「みなさん脳ドックを受けてください。自分がなったんで、今後呼びかけていこうと思います」と話した。

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2021年11月14日のニュース