【エ女王杯】1番人気馬またも“苦戦”G1馬レイパパレ6着 3連敗で女王戴冠ならず…

[ 2021年11月14日 16:35 ]

<阪神競馬11R・エリザベス女王杯>6着に終わり引き揚げるレイパパレ(左)(撮影・奥 調)
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 最強女王決定戦「第46回エリザベス女王杯」(G1、芝2200メートル)が14日、阪神競馬場で行われ、1番人気のレイパパレ(牝4=高野)は6着。1番人気馬の勝率が低いJRA・G1として知られるレースを象徴する結果に終わった。

 エリザベス女王杯は3歳限定戦で実施されていた時から1番人気が“苦戦”していることで知られるレースで、グレード制を導入した1984年以降(※G1格付け以降のレースが対象)の1番人気馬は勝率・216。これは全JRA・G1のなかで1番人気馬が勝率・192と最も低い高松宮記念に次ぐ2番目の数字となっていた。

 昨年こそ9年ぶりに1番人気のラッキーライラックが優勝を飾ったが、今年はレイパパレが敗れ1番人気馬の“連覇”ならず。レイパパレはデビューから無傷の6連勝で大阪杯(G1、阪神・芝2000メートル)でG1初優勝を飾るも、その後は宝塚記念(G1。阪神・芝2200メートル)3着、前走・オールカマー(G2、中山・芝2200メートル)4着に続く3連敗。通算成績は9戦6勝となった。また、これで1番人気馬は勝率・210に数字を落とした。

◆1番人気馬の勝率が低いJRA・G1レース(13日現在)

高松宮記念(1番人気勝率・192、1番人気勝利数5勝)
エリザベス女王杯(1番人気勝率・216、1番人気勝利数8勝)
ジャパンC(1番人気勝率・243、1番人気勝利数9勝)
安田記念(1番人気勝率・289、1番人気勝利数11勝)
秋華賞(1番人気勝率・308、1番人気勝利数8勝)

※グレード制導入を導入した1984年以降。またはG1に格付け以降。

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2021年11月14日のニュース