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【札幌記念】トーラスジェミニ 2強牝馬ソダシ&ラヴズオンリーユー撃破だ!Vでサマー王者決める!

[ 2021年8月18日 05:30 ]

札幌記念に向けて調整するトーラスジェミニ(撮影・田井秀一)
Photo By スポニチ

 「第57回札幌記念」(22日、札幌)はG1牝馬2頭に注目が集まるが、歴戦の牡馬も忘れることなかれ。みちのくで重賞初制覇を果たしたトーラスジェミニ(牡5=小桧山)がサマー王者目指して意欲の北上。気性面に課題を残していた昨夏は8着と敗れたが、大変身を遂げて北の大地へ帰ってきた。

 昨夏とは馬が違う。馬場入り口で他厩舎の馬が暴れても、平静を保つトーラスジェミニ。七夕賞で重賞ウイナーの仲間入りを果たした5歳馬は、貫禄を醸し出している。

 佐藤厩務員の弁。「安田記念で強力メンバー相手に5着に頑張れた経験がプラスになって、馬が堂々としていますね。周りの人間にも自信がつきました」。以前は気性的な課題が付きまとい、コースでの追い切りができず。坂路での調整を余儀なくされていた。「安田記念前から、(美浦の)Wコースでも追い切れるようになって、馬の中身が良くなった。息遣いも変わってきて、踏ん張りが利くようになった。それが凄く大きいです」と充実の理由を明かす。

 昨年は8番人気8着と伏兵の域を出なかったが、今年は有力馬の1頭として北上。1週前まで美浦トレセンで磨き上げられた馬体は、使い詰めの滞在馬とは一線を画す毛づやをしている。「去年とは違います。北海道への輸送の影響もなく、おなか周りもすっきり。七夕賞では直前に雨が降ってタフできつい馬場状態でも2000メートルをこなせたので、札幌でも問題ないはずです」。サマー2000シリーズでは現在1位タイの10ポイントで、1着12ポイントを加算すれば新潟記念を残して優勝が確定する(札幌記念が1着同着だった場合を除く)。「チャンスですから、やはり意識します。オーナーも馬自身も厩舎も喜ぶだろうし、さらにファンがついてくれるとうれしい」と力が入る。

 きっぷのいい逃げっぷりでファンを獲得してきたトーラスジェミニだが、「前は逃げるしかなかったですが、気性面が成長して競馬でムキにならずに走れるようになったので2番手でも走れるようになっています」と同厩務員。これからは、その強さでファンを魅了していくはず。まずは、北都で2強牝馬を撃破してサマー王者の肩書を手に入れる。

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2021年8月18日のニュース