【関屋記念】シャドウディーヴァ　仕上がった

坂路で追い切るシャドウディーヴァ（撮影・郡司　修）
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　【東西ドキュメント・美浦＝11日】関屋記念で悲願の重賞初制覇を狙うシャドウディーヴァは、坂路3頭併せで最終追い。フィルストバーン（5歳3勝クラス）、ジョングルール（3歳未出走）を先行させ、ゴール前最内に潜り込んで併入に持ち込んだ。4F53秒8～1F12秒1をマーク。斎藤誠師は「状態は良さそう。放牧から帰って来ていくぶん緩かったけど、自分で体をつくってきっちり仕上がった。先週、内田騎手に乗ってもらって動きもピリッとしてきた」と好感触。

　前走・マーメイドSは内で包まれるシーンもあったが初コンビ福永の好エスコートもあって0秒1差3着。「左回りに替わるのはいいし、マイルも問題ない。もう勝ちたいよね」。3歳時のフラワーC（4着）を皮切りに今回で17回目の重賞挑戦。2着3回と、タイトル獲得までもう少し。福永とのコンビ継続は心強い限り。鈴木智は応援の意味も込めて、シャドウディーヴァに重い印を打とうと決めた。