【福井開設記念】古性 捲って6度目の記念V、郡司振り切りガッツポーズ連発

[ 2021年7月12日 05:30 ]

福井記念を制し、トロフィーを手にする古性
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 福井開設記念決勝は11日行われ、古性優作(30=大阪・100期)が最終1センターから捲って優勝。古性は19年2月の静岡記念以来、記念6度目の制覇となった。

 スタートけん制の後に古性が出て古性―三谷―松岡―村田―森田―郡司―斎藤―山口―岩津で周回。赤板で山口―岩津が上昇。7番手から森田が叩きに行くと斎藤は離れる。打鐘から森田と山口の先行争いに。最終1角で山口が突っ張り切る。すかさず5番手から古性が捲り、郡司のブロックも乗り越える。郡司が三谷をさばいて迫るも古性が振り切る。3着には郡司の後ろに切り替えた岩津。

 ゴール後、何度もガッツポーズ。冷静沈着だったレースとは真逆に感情を爆発させた。

 「前を取らされたのは想定外。思ったようなレースではなかった」という展開にも即座に対応。前受けから突っ張るそぶりを見せながら山口を出させ、森田との踏み合いを誘発させた。若手同士の決着がついたタイミングを逃さず仕掛けると、郡司も踏み遅れるほどのスピードで捲った。「最後は苦しかったが何とか。近畿地区の記念だし、久々でうれしかった」と充実の表情を浮かべた。

 さあ、いよいよビッグ制覇へ。次走G2函館サマーナイトでの活躍を、強く予感させた。

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2021年7月12日のニュース