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【プロキオンS】メイショウカズサ 稲妻差しV!JRAレコードタイで重賞初制覇

[ 2021年7月12日 05:30 ]

小倉11R・プロキオンSを日本レコードで制したメイショウカズサ(左)と2着のトップウイナー(撮影・中村 達也)
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 小倉競馬場で11日行われた「第26回プロキオンS」は9番人気のメイショウカズサが2度目の重賞チャレンジで初タイトルをゲット。前日にマークされた1分41秒4のコースレコードを0秒5塗り替えた。

 今週もレース終了後の電光掲示板に“レコード”の赤い文字がともった。1分40秒9のコースレコード&JRAタイ記録で駆け抜けたのは、9番人気の低評価を覆して重賞初制覇を飾ったメイショウカズサだ。

 レース前に雷鳴を伴った大粒の雨が降り、ダートコースは稍重から重馬場に。高速決着のお膳立ては、この時点で整っていた。

 3頭出しのメイショウ軍団は、レース展開も理想通り。松山は「スタートが速い馬がいたので、2列目からになりました」と振り返る。大外のウズマサが果敢にハナを主張。最内ワザシも負けじと前へと接近。カズサはワザシの直後の位置に収まると、内ラチ沿いの経済コースを回り、仕掛けながら直線へ。鞍上の右ステッキに応え、トップスピードに切り替わると、メンバー最速の上がり3F35秒5で差し切った。

 勝ち時計は前日のインディアTでホッコーハナミチが記録した1分41秒4を0秒5更新し、さらには17年8月のエルムS(札幌)でロンドンタウンが記録したJRAレコードに並んだ。

 全身ずぶぬれの鞍上は「ようやくこの馬らしい競馬を見せることができて良かったです」と安どの表情を浮かべ「手応えが良かったし、いい脚を使ってくれました。レコードで走ってくれたし、これからも無事に行ってくれたら楽しみです」と相棒を称えた。

 昨夏、未勝利から破竹の4連勝でオープン入り。昇級後の3戦は低迷も昨夏、九州スポーツ杯を完勝した舞台で完全復活を遂げた。安達師は「逃げなくても競馬ができたし、速い時計で走ってくれた。能力を見せてくれた。うまく乗ってくれたジョッキーのおかげですね」と最敬礼。「次走はオーナーと相談します」と明言は避けたが、猛者ぞろいのダート路線に新たなヒーローが誕生したのは間違いない。 

 ◆メイショウカズサ 父カジノドライヴ 母プレシャスエルフ(母の父コロナドズクエスト)17年4月29日生まれ 牡4歳 栗東・安達厩舎所属 馬主・松本好雄氏 生産者・北海道日高町の日西牧場 戦績16戦5勝(うち地方1戦0勝、重賞初勝利) 総獲得賞金9263万9000円。馬名の由来は冠名+上総。

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